聖書の主要な出来事を各福音書では

イエスの大筋にはないが主要な出来事が記載されている部分(4つの福音書)

【公活動の期間】

  1. 砂漠での誘惑
    悪魔との対話の中で出る人はパンのみによりて生くるにあらず、この言葉の出所です。
    マタイ・4章、マルコ・1章、ルカ・4章、ヨハネなし

  2. あなたは岩である。
    使徒シモンのあだ名をペテロ(=岩)だと、決めたところ。聖書には笑いがないが、この部分にはイエスの笑いが読める、との本もあります。
    そして次のセリフが、「この岩の上に私の教会を建てよう」。これが今の教会の正当化根拠となる。但し、原語の正確な訳は「教会」ではないという。

    マタイ・16章、マルコ・8章、ルカ・9章、ヨハネなし

  3. ザカリア
    ザカリアは、イエスの母マリアの従兄弟エリザベツの夫の名前です。人々は慣習に従い彼らの子に親の名ザカリアをつけようとするのですがエリザベツはヨハネでなければならないと主張します。そしてヨハネと名付けられます。これが後の洗礼者ヨハネです。
    ルカ・19章にあるだけ。他になし。

  4. 洗礼者の死
    ヘロディアの娘サロメの希望によりヨハネのはねられた首が盆にのせられてサロメに渡されます。
    マタイ・14章、マルコ・6章、ルカ・9章、ヨハネなし

  5. 赦された罪の女
    ヨハネだけにある。7章。

  6. 姦淫の女
    イエスを陥れたい律法学者やファリサイ派の人たちが、姦淫の現場で捉えた女をイエスのもとに連れてきた。
    「律法では姦淫の女は石で打ち殺せと教えている。あなたはどうお考えですか?」と問う。
    許せば、律法違反。許さなければイエスの教え「愛」の否定。
    イエスの返事は、
    「あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、まずこの女に石を投げなさい。」

    ヨハネだけにある。8章。

  7. マルタとマリアの家でのイエス
    ルカだけにある。10章。


【癒しと奇跡】

  1. カナの婚礼
    誰でも初めに良いぶどう酒を出し、酔いがまわったころに劣ったものを出すものであるが、あなたは良いぶどう酒を今までとっておかれた…の一節(イエスが水をぶどう酒に変えました)
    ヨハネだけにある。2章。

  2. パンの増加
    マタイ・14章、マルコ・6章、ルカ・9章、ヨハネ・6章

  3. 7つのパンの増加

    マタイ・15章、マルコ・8章。他になし。

  4. 銀貨の奇跡
    マタイ・17章。

  5. 嵐を鎮める
    マタイ・8章、マルコ・4章、ルカ・8章、ヨハネになし

  6. 水上歩行
    マタイ・14章、マルコ・6章、ルカになし、ヨハネ・6章

  7. トランスフィギュラシオン(変幻)

    マタイ・17章、マルコ・9章、ルカ・9章、ヨハネなし

  8. ペトロの姑の癒し
    マタイ・なし、マルコ・8章、ルカ・1章、ヨハネ・4章

  9. ヤイロの娘の癒し
    マタイ・9章、マルコ・5章、ルカ・8章、ヨハネになし

  10. 犠牲浄めの池の癒し
    ヨハネ・5章にあるだけ。他になし。

  11. 「レプラ」患者の癒し
    マタイ・8章、マルコ・1章、ルカ・5章、ヨハネになし

  12. 百人隊長の僕の癒し
    マタイ・なし、マルコ・8章、ルカ・なし、ヨハネ・7章

  13. 耳が聞こえず口が利けない悪霊憑きの癒し
    マタイ・なし、マルコ・12章、ルカ・3章、ヨハネ・11章

  14. シロ・フェキニアの女の癒し
    マタイ・なし、マルコ・15章、ルカ・7章、ヨハネ・なし

  15. エリコの盲人たちの癒し
    マタイ・なし、マルコ・20章、ルカ・10章、ヨハネ・18章

  16. ナインのやもめの息子の癒し
    ヨハネ・7章だけにあり。他になし。

  17. ラザロの復活
    ベタニア出身のラザロとマルタとマリアは兄弟姉妹である。このラザロが死んで墓に葬られ4日後にイエスがラザロを生き返らす。
    ちなみにこのベタニアのマリアは、マグダラのマリアと同一人物だという人もあり、別人だという人もいる。

    ヨハネ・11章だけにあり。他になし。


【主要な教え】

  1. ニコデモとの対話
    ヨハネ・3章だけにあり。他になし。

  2. サマリアの女との対話
    ユダヤ人とサマリア人は同じダビデ王国の人民でしたが、その後分裂して仲が悪くなっていました。彼女に水を所望するのですが、…
    ヨハネ・4章だけにあり。他になし。

  3. 山上の説教
    誰かがあなたの右の頬を打つなら、左の頬をも向けなさい。
    敵を愛し自分を迫害する者の為に祈りなさい。
    狭き門より入れ。等々

    マタイ・5章、マルコ・なし、ルカ・6章、ヨハネになし。

  4. 任務活動の演説
    マタイ・9章、マルコ・6章、ルカ・9章、ヨハネになし。

  5. 命のパンについての演説
    ヨハネ・6章だけにあり。他になし。

  6. 内的浄さについての演説
    マルコ・15章、ルカ・7章だけにあり。

  7. 兄弟愛についての演説
    マタイ・18章にだけあり。他になし。

  8. 神殿での説教
    ヨハネ・7章だけにあり。他になし。

  9. 神の子についての演説
    ヨハネ・8章だけにあり。他になし。

  10. よき牧者についての演説
    ヨハネ・10章だけにあり。他になし。

  11. 福音的演説
    ルカ・12章だけにあり。他になし。


【たとえ】


  1. マタイ・13章、マルコ・4章、ルカ・8章、ヨハネ・なし
    種(=メッセージ)を撒いたところ、道端・石だらけの土の上・茨の間・良い土地に落ちた。道端のは鳥に食べられ、石だらけのは芽を出して後枯れ、茨のも実らなかった。良い土地に落ちたものだけが実った。メーセージも受け手により成果が異なる。

  2. 良い種と毒麦
    マタイ・13章だけにあり。他になし。

  3. からし種
    マタイ・13章、マルコ・4章。他になし。
    天国をからし種に例え、どんな種より小さいのに成長するとどんな野菜より大きくなる

  4. パン種
    マタイ・13章だけにあり。他になし。
    女がそれを取って三斗の粉の中に混ぜると、全体が膨らんでいる

  5. 隠された宝
    マタイ・13章だけにあり。他になし。
    畑に宝があるのを見つけたら、誰にも言わずに持ち物を売り払いその畑を買うだろう。天国とはそのようなものである。

  6. 真珠
    マタイ・13章だけにあり。他になし。
    天国はよい真珠を探している商人のようなものだ。高価な真珠を見つけると持ち物全てを売り払い真珠を買う


  7. マタイ・13章だけにあり。他になし。

  8. 失われた子羊、銀貨、放蕩息子
    無くした銀貨の譬え
    10枚の銀貨を持っていたある女がその内の1枚を無くしてしまいました。
    一生懸命探して見つける事が出来ました。
    彼女は友達や近所の女の人たちを呼び集めて、
    「無くした銀貨を見つけましたから、一緒に喜んでください」と言いました。
    この銀貨は罪人を譬えたものです。主人の下を離れた罪人があるべき場所に戻った時の喜びを譬えています。
    見失った羊の譬え
    徴税人(ユダヤでは軽蔑されていた)と罪人とイエスが一緒に食事をしているのをみて、ファリサイ派や律法学者がイエスに不平を言ったところイエスがした譬え。
    「100匹の羊を持っている人がその内の1匹が無くなれば他の99匹を野原に残してでも探すだろう。そして見つければ、友人や近所の人を集めて私と一緒に喜んでくださいというだろう。」
    悪人の1人が悔い改めるなら、悔い改める必要のない99人の正しい人についてよりも大きな喜びがあるのです。

    マタイ・なし、マルコ・18章、ルカ・なし、ヨハネ・15章

  9. 良いサマリア人
    ルカ・10章だけにあり。他になし。
    本当の隣人とはどういうものかを教えている

  10. 身のならないいちじくの木
    ルカ・13章だけにあり。他になし。

  11. 宴会
    ルカ・14章だけにあり。他になし。

  12. 不実な管理人
    ルカ・16章だけにあり。他になし。

  13. 悪い金持ち
    ルカ・16章だけにあり。他になし。

  14. ぶどう園の労働者
    マタイ・20章にあり。他になし。

  15. 2人の息子
    ある人に息子が2人いた。父は兄へぶどう園に行って働きなさい、と言った。兄は、「わかりました」と答え、行かなかった。弟は「嫌です」と答えたが、その後考えを直して、行った。どちらが親孝行か?とイエスは問うた。
    父は神で、ぶどう園はイスラエル、兄はユダヤの指導者たち、弟は徴税人や娼婦。

    マタイ・21章にあり。他になし。

  16. ぶどう園の借地人
    ある人がぶどう園を作り、これを農夫たちに貸して旅に出た。収穫の季節が来て、主人は僕を次々と農夫のもとに送ったが、農夫たちは僕を殴ったり殺したりした。最後に主人は後取り息子を送った。農夫たちは彼を殺せばすべて自分たちのものになると考え、息子を殺した。最後に主人が旅から戻って農夫たちを殺してぶどう園を他の人に渡した。
    主人は神、ぶどう園はイスラエル、農夫は宗教指導者、息子はイエス。

    マタイ・21章、マルコ・12章、ルカ・20章、ヨハネになし

  17. 婚礼の客
    マタイ・22章だけにあり。他になし。

  18. 十人の乙女
    ユダヤでは、婚礼の時花婿が花嫁の家に迎えに行き、花嫁と花婿が連れ添って花婿の家に行きそこで宴会が開かれる。これらは夜に行なわれる。
    10人の乙女が花婿をともし火をもって迎えに出向きました。
    5人の賢い乙女は、ともし火と一緒に油の入った壷を持って出迎えましたが、愚かな乙女は油の壷を用意していませんでした。花婿の到着が遅れたので、乙女達は居眠りをしてしまいました。そして花婿が到着した時ともし火も消えてしまっていました。愚かな乙女たちは賢い乙女に油を分けてくれと望みましたが、断られました。愚かな乙女達が油を買いに行っている間に花婿たちは婚宴を始め扉は閉じられました。
    愚かな乙女達が「ご主人様、開けてください」と頼んだところ、主人は「おまえたちは知らない」といって開けてくれませんでした。
    天国は、こういう所なのでイエスは居眠りをしてはならないといいました。

    マタイ・25だけにあり。他になし。

  19. タラント
    主人が旅に出ることになった。主人は僕に財産を預けた。
    ある人に5タラントン。ある人に2タラントン。あり人に1タラントン。
    1タラントンは、当時の労働者が16年分の賃金。
    5タラントンの人は、これを元手に商売をし5タラントン儲けた。
    2タラントンの人は、2タラントン儲けた。
    1タラントンの人は、主人を恐れていたので、地の中に隠しておいて、これを帰って来た主人に渡した。主人はこれを怠け者としかり、
    1タラントンを預けた人からお金を取り上げ、10タラントン持っている人に与えた。
    主人は神、1タラントンを預かった僕はユダヤ教の指導者や律法学者。
    神に信頼して生きたのではなく、落ち度のないように人から批判されないように恐れつつ生きた。

    マタイ・25章だけにあり。他になし。






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