対立の with を征服

with を征服

2つの立体物が並び立っている状況を想定する。
この状況を説明するには、
「対立している」とも言えるし、
対立は、
「離れている」とも言えるし、
また、好むと好まざるに関わらず、
「随伴(一緒)している」とも言える。

with は、このような意味を表す単語。
場合により正反対の状況も表すこともあるわけですね。

そして、他の単語と同じく具体的な意味から抽象的(=目に見えない)な
意味にも広がって使われるようになります。
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これらの意味が他の単語と相まって、
「〜と対立して」(対立)
「〜に対して」(対立が対象に広がる)
「〜と一緒に」(随伴)
「〜を含んで」(随伴・所属)
「〜と同意見」(随伴・一緒)
「〜につれて」(随伴)
「〜を持っている」(随伴・所持)
「〜に預けて」(随伴)
「〜で」(随伴・材料や成分、原因)
「〜にもかかわらず」(逆説的状況の随伴)
「〜だったので」(順接的状況の随伴)
「〜に関して、とって」(随伴が関連を表している)
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【文の中で確認】
「対立」We fight with the enemy.
我々は敵と戦う。(敵と我々が対立して立っている。その間に fight という動詞を入れるとお互いが対立して戦うことになる。ただ、状況により「我々と敵とが第三の敵と共に戦う」状況もありうる。そこではっきりすべき時には、against を使うほうが明確になる場合もある。)

I had a quarrel wiht him. 「彼と口論した」

「随伴」
He is staying with his friend.
彼は友達の家に滞在している。

I am with you there.
その点ではあなたに賛成だ。(随伴の意味から同意・協調に広がった)
当然ですが、議論の最中に使われてこの意味になります。言葉は話の前後関係から意味が確定しますから。
(さて、反対なら、with の代わりに against でもいい。
先ほども against ははっきり対立を表していた。
against の反対の意味のある for(〜に向かって)でも賛成の意味がある。)

随伴が所有・所持を表すようになるも理解しやすい。
There was a man with a black coat.
黒いコートを着た人がいた。
(このwiht を in に変えてもさほど意味は変わらない。in なら包まれた感じになる=着ているのがはっきりする。with なら持っていただけかもしれないが、「着ている」のが普通だろう。)

携帯しているのも「随伴」のイメージで表せる。
I have no money wiht me.
お金の持ち合わせがありません。
(with の代わりに 接触の on を使ってもよい。on me)

「随伴」が移動するものに使われると「〜にしたがって」も理解しやすい。
He mellowed with age.
彼は年をとるにつれて円熟味を増した。

「随伴して」のイメージを他人に随伴してとなると「委託して」の意味を持たせることも可能となる。
Leave the key with the caretaker.
鍵を管理人に預けておきなさい。

「随伴」が材料になるのは、基本的用法。
We made a cake wiht eggs.
わたしたちは、卵でケーキを作った。

「随伴」が目に見えない状況を伴って「原因」(〜のせいで)になりうる。
She shook with cold(fear).
彼女は寒さ(おそろしさ)で震えた。
(shook は shake の過去形。)

「随伴」が逆説的に「〜にもかかわらず」と訳されるが…。
With all her faults ,I love her still.
「彼女には欠点があるが(欠点すべてを考慮にいれても)、私はなおも彼女を愛している。」
I love her still.に随伴している状況をいっているにすぎず、
日本語に訳したら、「〜にもかかわらず」が適当だ、というだけの話。

「随伴」が順接的意味を有することも可能。
Wiht all this noise,I couldn't study.
このように騒がしかったので、勉強できなかった。
(勉強できなかったときの随伴状況が騒がしかったので、この結果理由を表す日本語訳が適切だというだけのお話。)

「随伴」から「関連性」(〜に関して、とって)を表すのも自然。
What do you want wiht me?
どんな御用ですか。(私に関して何をして欲しいのですか)




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