out を征服

out を征服
元々(12世紀以前)は副詞や動詞として使われていたが、意味が進歩してその後前置詞や形容詞などとしても使われるようになった。
意味は、「外へ」「外に」「出る」「消える」「消えた」など。


このイメージが、文の中でどのように意味づけられてきたかをみることにする。

I will help him out.
彼を救い出す。
(囚われている人を外に出そうというのだろう。)

My father is out.
父は外出中です。
(今は、外で、消えている状態なのでしょう。out を副詞とみるか形容詞とみるかは重要ではありません。どっちとみてもいいのです。)

My father is out in China.
父は中国に出かけていています。(今ルスです。)

The book which I wanted was out.
借りたいと思っていた本は貸し出されています。
(図書館での会話なのでしょう)

Stars are out.
星が出ています。
(今まで out は、外にあって見えない状態が今度は見える状態になりました。昼の見えない状態から出てきて、見えるようになりました。
同じ様な感覚を次の文で感じます?)

Flowers came out.
花が咲いた。
(つぼんでいた状態から外に向かって広がりました。)

The secret was out.
秘密が漏れた。
(潜んでいてこそ秘密。out は「外へ=出る=漏れる=広がる」状態を表しています。)

I was out ten dollars.
10ドル損をした。
(ネットでは、
I was out hundreds of dollars from my checking account.
こんな使い方をみます。)

The Labour Party are out.
労働党は野党になった。
(今まで与党だったのに外へ追い出されてしまって今は、out の状態です。議会には多数党の与党と少数の野党しかいません。)

外に出て行くのだから、「消える」って意味を同時に持っても不思議ではありません。
Put out the light.
明かりを消しなさい。

That style has gone out.
そのスタイルは流行おくれになった。
(「消える」というイメージを残しています。)

She passed out at the sight of blood.
彼女は血をみて失神しました。
(自分自身(の意識)から外へ行ってしまったのです。小説や映画などで前後関係があればわかりやすいかもしれません。)

out が、「ダメ!」って場合もありますね。許容の範囲「外」ってことです
The suggestion is out.
その提案は受け入れられません。

Smoking on duty is out.
勤務中の喫煙は禁止されています。

強調されて out が使われれば
Clean the room.
部屋を掃除しなさい。

Clean out the room.
徹底的に掃除しなさい。

I am tired.
疲れています。

I am tired out.
疲れきっています。
(力が全部外にいって消えてしまってます。)

out は「消える」ばっかりじゃありません
He'll go all out to win the support.
彼は支持を得ようと躍起になるだろう。
(all out ですべての力を外に「出し切って」=全力をあげて、の意味にもなります。)
動詞としても1つ入れておきます
Out with the truth!
本当の事を言え!
(「外へ」が隠れているところから明らか場所への意味で、「明らかにせよ、言え」となっています。)

前置詞としての使用も1つ入れて置きます
「〜を通って」「〜を通りぬけて」の意味になります。
感覚としては通過点にドア(窓)などがある場合に使われます。
例えば窓そのものから外へ出る場合には、「out of」が使われます

He looked out the window.
彼は窓の外(窓を通り抜けて外を)を見た。

He walked out the door.
彼はドアを通って外にでた。
He start out of the window.
He looked out of the window.
He jumped out of the window of his office on the forty-fourth floor of the tower.

不適切な表現を使ったところで今日は終わり。




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