the がなくなるって?

イギリスから海を超えてアメリカに新天地を求めて人々が渡った。
アメリカ大陸にイギリスの植民地を多く作ったが、やがてアメリカとイギリスが仲が悪くなり、アメリカが独立をした。

この過程を考えると、イギリス英語とアメリカ英語の交流が途絶え、イギリスはその後自分たちの言語を変形させていったのに対し、アメリカは依然古い英語を使い今日に古い英語を残しているのは理解できる。

そんな古い英語の1つが「the」のようだ。

I went to school yesterday.
私は昨日学校へ(勉強しに)行きました。

I went to the school yesterday.
私は昨日学校へ(所用で)行きました。

the をつけないとき、school の本来の目的の為に行った、となり
the をつけたら、school という建物に向かっていった、となる。

このように教えてもらった。

しかし、

「彼は病院へ行きます」をゲルマン語で書いてみる。
He goes to hospital.(イギリス英語)
He goes to the hospital.(アメリカ英語)
Hij gaat naar de zickenhuis.(オランダ語)
Er geht zu dem Krankenhaus.(標準ドイツ語)

以上、イギリス英語を除くすべての言語において「病院」相当語に定冠詞のthe が付いている。
イギリス英語のみ the がない。

今度は、
「彼は、学校へ行きます。」
He goes to school.(イギリス英語)
He goes to school.(アメリカ英語)
Hij gaat naar school.(オランダ語)
Er geht zur Schule.(標準ドイツ語)

ここでは、標準ドイツ語だけに「the」に相当する語が付いている。

in summer (夏の間に) という使い方を我々はする。
during the summer (夏の間に) という使い方もする。

しかし、辞書によれば in や during の後では the をつける事が多いらしいのだ。

in the summer は、in summer より古い形なのだという

「将来は」は、
アメリカ英語では、in the future.
イギリス英語では、in future.

「〜の前に」
英語では、in front of 〜となっている。

昔の英語では、in the front of 〜と言った。

of で限定されているからだ。

反対語を英語でみると、
at the rear of 〜や、in the rear of 〜や、at the back of 〜である。

ただし、
アメリカ英語では、in front of 〜の反対語は、in back of 〜である。

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instead of 〜(〜の代わりに)も
昔は、in the stead of 〜。
the が無くなり、in と stead がくっついて instead となった。

stead は、「都市」と言う意味。

in place of 〜も当初は、in the place of 〜。

on (the) top of 〜「〜の上部に、〜に加えて」
この the も省略されることが多いようだ。


以上の知識は、以下から。


この本を読めば、確かに英語の冠詞は減少傾向にあり、
冠詞がないと意味の誤解を招く以外には、受け流すぐらいの気持ちで接すればいいかもしれないという気になる。







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