英・米以外の国の英語はどうなの?

アメリカ人のように、イギリス人のように話したい!!
でも…

以下は「世界の英語を歩く」から

【インドの場合】
イギリスから独立したインド。
インドは英語教師の輸出国。
アラブ諸国はインド政府に英語教師の派遣を要請するぐらいである。

インド人がインド人風の英語を使うことは、インド人であることのアイデンティティーの表現だという。

著者の英語を聞いたインド人から、
Are you an American?

と問われ、日本人だと返事したところ、

Why do you speak English like an American?
と言われたそうだ。

日本人の英語だから、それを聞いた外人が日本人とわかるような英語をなぜ話さないのか、ということのようである。

そんなインドの英語は?というと、

発音の大きな特徴が、文字通り発音することのようだ。

Wedneday は、「ウェドネスデー」。
dark は、「ダルク」(rをキチンと発音する)
mechanism は、「メカニスム」が普通。
silly は、「シル・リー」(二重子音はそのまま二重に発音)


【マレーシア】
マレーシアもイギリスから独立をしている。
英語は第二言語として小学校からの必須科目。

国民の20%は、英語ができ、都市人口の25%は日常の仕事関係で英語を使っている。

ここでの英語の特徴は、
可算名詞と不可算名詞の区別があまりない。
時制は単純化し、過去完了はあまりみかけない。

マレー英語という独特のパターンが確立し、
人々はこれに民族的な誇りを感じているという。
マレーシア人だから、マレーシア人らしい英語を話すのは
当然であるらしい。これをマングリッシュというらしい。

【シンガポール】
第一公用語が英語。
こちらはシングリッシュ。
政府は「正しい英語を話し、世界の人々にしてもらおう」ということで、
国民の「標準英語」能力を高め、シングリッシュを追放しようとしました。

しかし、シングリッシュを擁護する議論もあります。
政府系のHPに寄せられた言葉、
「英語は地域によっていろいろと違います。アメリカ英語はオクスフォード英語と違うし、イギリスにもたくさんの方言があります。
なぜ、シンガポール人が独自の英語を話してはいけないのでしょうか。」


最後にアフリカのナイジェリア作家(チアヌ・アチェベ)の言葉を転載します。
「「アフリカ人は英語を充分に学び、創作活動にまで使用することができるだろうか」という問いに対する私の答えはもちろんイエスです。
他方、「アフリカ人はネイティブと同じように英語を使えるようになるか」という問いには、それは願い下げだと答えたい。そのようにすることは必要でもなければ、望ましいことでもないのです。」
”My answer to the question,can an African ever learn English well enough to be able to use it effectively in creative writing?, is yes. If on the other hand you ask:Can he ever learn to use it like a native speaker? I should say :I hope not. It is neither necessary nor desirable for him to be able to do so."

日本以外では、「国際英語」が育っているようだ。




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