ラテンの形容詞は名詞の後に置く

名詞を修飾する形容詞は、名詞の前に置くのが原則。

しかし、英語にはフランス語やラテン語から流入した単語もある。
それらの中には名詞の後に置いて、前の名詞を形容したりする。
フランス語やラテン語では普通に名詞の後の形容詞が前の名詞を修飾
する場合がある。

【opposite】
位置・行動・性質が対照的で正反対であることを示す。
[形]
意味は、「反対側の, (…の)向かい側の;背中合わせの」

the girl opposite
向かいの女の子

語源をみれば、やはりフランスから来ている。
[中フランス語←ラテン語oppositus (op-反対して+pnere置く+-tus過去分詞語尾=反対して置かれた)
過去分詞が形容詞的用法をしていたものを、形容詞にしてしまったのだ。

【present】
意味は、((通例叙述))いる, 出席している(⇔absent);(ほかの所でなく)ここ[そこ]にいる, (…に)居合わせる((at, in ...));(ある場所・物などの中に)存在している, ある((in ...))
There were fifty people present.
50人の出席者があった(▼語順に注意)

これは、叙述用法と説明されるが、present が後から people を形容していると説明してくれた方がわかりいい。

やはり、ラテン語からの借用語である。
[ラテン語praesns (prae-前に+sseある+-ens現在分詞語尾)]

【concerned】
[形]
意味は、「((ふつう名詞のあとで))(…に)関係[関与]している((in, with ...));携わっている, 当の」
the authorities concerned
関係当局
the parties concerned
利害関係者, 当事者

語尾の ed を除けば、concern 動詞である。
出所はやはり、
[中ラテン語. con-(共に)+cernere(ふるい)=まじり合わせてふるいにかける]

これの過去分詞形で、形容詞的用法が形容詞そのものになったのだろう。

ついでに、動詞の用法も勉強。
意味は、1、「〈人が〉(…に)関係する, 関与する, かかわる, (…を)問題にする, (人を)相手にする」
・ I am not concerned with it.
私の知ったことではない

2 〈事が〉…に関係する, かかわる(▼受身不可);…に利害関係がある;…に重要である;…に影響する
・ The new law concerns us all.
新しい法律は私たち皆にかかわりがある
・ To whom it may concern
関係当事者殿(▼推薦状・要望書・書類などのあて名として用いる).

その他、固有の使い方として、
the body politic 政治上の〈次の句のみ〉.
(政治的統一体としての)国家, 国民.
出所は、掴めなかったが、政治・法律用語は、フランスからの借用が多いのは、英語の歴史で勉強済み。

France proper
(植民地などを除く)フランス本土.
出所は、
[古フランス語←ラテン語proprius(自分自身の)]


その他の場合は、日を変えて整理してみる。








×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。